【8月5日 AFP】東京五輪は5日、サッカー女子3位決定戦が行われ、米国はミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)が2得点を挙げるなど、オーストラリアに4-3で勝利し、銅メダルを獲得した。

 カナダとの準決勝に敗れた後、代表チームでの去就について明言を避けたラピノーがCKを直接決めて先制した米国だったが、オーストラリアのサム・カー(Sam Kerr)に同国歴代最多得点記録を更新するゴールを決められ、同点に追いつかれた。

 しかし、米国はラピノーの得点で勝ち越すと、前半終了間際にはカーリー・ロイド(Carli Lloyd)の強烈なシュートが決まり、オーストラリアを突き放した。これが代表通算312試合目の出場となった39歳のロイドは、354試合に出場したクリスティン・リリー(Kristine Lilly)に次ぎ、同国歴代2位となっている。

 オーストラリア守備陣のミスを突き、ロイドがさらに点差を広げた米国は、ケイトリン・フォード(Caitlin Foord)とエミリー・ギルニク(Emily Gielnik)に得点を奪われたものの、僅差の試合を制した。(c)AFP