【8月8日 CGTN Japanese】北京市西部にある「冬奥景観大道(以下:冬季五輪大通り)」と呼ばれる大通りに、エンブレム像2基が設置されました。これにより、主要市街地と冬季五輪組織委員会機関、首鋼スキージャンプ台を結ぶ冬季五輪大通りプロジェクトは仕上げの段階に入ります。

 今回公開されたエンブレム像はいずれも高さ20.22メートルで、大会が開催される2022年を象徴しています。エンブレム像は国際オリンピック委員会が提示した標準に基づいて設計され、高さ16.5メートルの金属製骨格が全体を支えています。骨格の外部を覆う厚さ2.5ミリメートルのステンレス製の装飾板は、骨格部分を保護する役割も果たしています。彫刻の材質には厚さ2.5ミリのステンレスが使われているということです。

「冬季五輪大通り」は北京市のメインストリート「長安街」の西側の延長線上の石景山区に位置し、総延長9.6キロ。同プロジェクトは冬季五輪組織委員会の本部が石景山区にあるという立地を生かし、北京冬季オリンピック・パラリンピックをPRするための街並み再生を目指すものです。現在までに工事の85%が完了し、9月末に完工予定ということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News