【8月5日 CGTN Japanese】各国の選手が白熱した戦いを繰り広げる東京オリンピック、選手たちの素晴らしいパフォーマンスは世界を熱狂させているほか、その練習方法も話題を集めています。

 開会式を経て迎えた東京オリンピック初日の24日、射撃女子エアライフルで2000年生まれの楊倩選手はオリンピック記録を更新し、優勝を飾りました。一躍脚光を浴びた楊選手ですが、金メダル獲得には彼女の練習をサポートするチームも大きく貢献しています。そのチームは、北京体育大学の科学技術チームです。サポートチームは射撃、アーチェリー、クレーの代表チームに技術動作分析やモニタリングサービスを提供しているほか、科学的・専門的な最新設備を駆使して、きめ細かく正確なデータ分析で、選手の技術動作をサポートしています。

 また、中国の女子3人制バスケットボールは、中国のオリンピック史上初の銅メダルを獲得しました。競技期間中、北京体育大学の科学技術チームは技術や戦術の分析と情報収集をサポートし、当日の対戦相手の試合状況に基づいて、個人のプレー特徴、チームのポジション、コンビネーションなどの面でデータの解析を担当しました。

 現代のスポーツ競技は決して一人の「戦い」ではなく、その裏には科学技術の助力も欠かせません。科学技術チームはさまざまな面において、中国代表をサポートし、共にオリンピックで奮闘しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News