【8月4日 AFP】東京五輪は4日、バスケットボール女子準々決勝が行われ、日本は初出場ベルギーとの接戦を86-85で制し、準決勝に駒を進めた。

 競った展開となった一戦でリードされていた日本は、第4クオーター残り15秒の場面で林咲希(Saki Hayashi)が3ポイントシュートを決め、史上初となる4強入りを決めた。

 宮沢夕貴(Yuki Miyazawa)が21得点を挙げた日本だが、この日の主役は10得点14アシストをマークした町田瑠唯(Rui Machida)だった。

 1976年に行われたモントリオール五輪での5位がこれまでの最高成績だった日本は、2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得したフランス、2016年のリオデジャネイロ五輪で銀メダルとなったスペインの勝者と準決勝で対戦する。

 一方、米国は世界ランキング2位のオーストラリアに79-55で大勝し、中国を77-70で下したセルビアが待つ準決勝に駒を進めた。

 ブレアナ・スチュワート(Breanna Stewart)がこの日最多となる23得点をマークした米国は、ブリトニー・グライナー(Brittney Griner)が15得点、アジャ・ウィルソン(A'ja Wilson)が10得点を挙げるなどし、7連覇にまた一歩近づいた。

 欧州女王セルビアと米国の準決勝は6日に行われる。(c)AFP