【8月8日 CGTN Japanese】河北省(Hebei)の北西部に位置する張家口市(Zhangjiakou)崇礼華僑氷雪博物館の躯体工事が完了し、これから内装工事が始まります。同プロジェクトは2022年北京冬季五輪の重要な関連工事として知られ、冬季五輪をテーマとした中国初の氷雪博物館となります。

 プロジェクトは博物館、図書館の「両館一体型」の建築方式を採用し、延べ床面積2万4035平方メートルのうち、氷雪博物館6861平方メートル、図書館5414平方メートルとなっています。周辺には関連施設として広さ3万8606平方メートルのイベント広場が整備されており、周辺のスキー場とはロープウエーでアクセスできる計画となっています。博物館は建設準備をする中で華僑・華人からは積極的な寄付が行われ、そのため、期日通りに建設を進めることが可能になり、「華僑」の名が冠されています。

 館内では世界のウインタースポーツの歩み、歴代の冬季オリンピック関連の実物、写真および映像資料などを中心に収集・展示します。大会後は市民の文化・レジャーセンターになるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News