【8月4日 AFP】東京五輪は4日、ゴルフ女子第1ラウンドが霞ヶ関カンツリー倶楽部(Kasumigaseki Country Club、パー71)で行われ、米国の世界ランキング1位ネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は4アンダー「67」を記録し、首位に立ったスウェーデンのマデレーン・サグストロム(Madelene Sagstrom)と1打差の2位タイ発進となった。

 この日は最高気温が36度にもなる過酷なコンディションとなり、レクシー・トンプソン(Alexis “Lexi” Thompson、米国)のキャディーが熱中症でダウンするというアクシデントもあった。

 6バーディーを記録したコルダは、太陽が容赦なく照りつけていたため、水分補給をし続けることが重要だったと述べた。

 最年少となる18歳で出場したリオデジャネイロ五輪の初日で上位につけたインドのアディティ・アショク(Aditi Ashok)が、コルダと4アンダーで並んでいる。

 上位22人がわずか4打差以内にひしめく状況の中、連覇を目指す韓国の朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク)は、前回大会で銀メダルを獲得したニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)、同じく銅メダリストである中国の馮珊珊(Shanshan Feng、フォン・シャンシャン)と同じ組ながらも2アンダーを記録し、盤石のスタートを切った。

 1アンダーのコーは16位タイ、今大会終了後の引退を示唆している馮は3オーバーで初日を終えた。

 世界ランキングで首位に立つ韓国の高眞榮(Jin Young Ko、コ・ジンヨン)は低調なスタートとなったが、13番からの5ホールで4バーディーを奪って立て直し、首位と2打差の3アンダーとなった。

 日本勢は畑岡奈紗(Nasa Hataoka)と稲見萌寧(Mone Inami)が1アンダーで16位タイにつけ、フィリピン国籍で出場している笹生優花(Yuka Saso)は3オーバーで47位タイにつけている。(c)AFP