【8月4日 AFP】4日に発表された英国の継続的な調査で、新型コロナウイルスワクチンの接種完了者が検査で陽性反応を示す割合は、未接種者の3分の1だということが明らかになった。

 英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)の専門家と英調査会社イプソス・モリ(Ipsos MORI)による長期調査の最新の報告は、6月24日から7月12日の間に採取された検体9万8233点に基づいている。

 この結果、160人に1人が新型コロナウイルスに感染しており、有病率はワクチン未接種者で1.21%、接種完了者で0.40%だった。

 また、接種完了者は、未接種者に比べて他者にウイルスを感染させにくい可能性があることが分かった。(c)AFP