【8月3日 AFP】東京五輪は3日、陸上女子200メートル決勝が行われ、ジャマイカのエレーン・トンプソンヘラ(Elaine Thompson-Herah)が優勝を飾り、史上初の短距離2種目連覇を達成して五輪の歴史に名を刻んだ。

 2016年リオデジャネイロ五輪で100メートルと200メートルを制覇したトンプソンヘラは、先月31日の100メートルで連覇を達成すると、この日は21秒53を記録して自身四つ目の金メダルを手にした。

 29歳のトンプソンヘラのタイムは、1988年のソウル五輪で故フローレンス・グリフィス・ジョイナー(Florence Griffith-Joyner)氏(米国)が樹立した世界記録21秒34に次ぐ世界歴代2位のタイムとなっている。

 2位には21秒81でナミビアのクリスティン・ムボーマ(Christine Mboma)、3位には21秒87で米国のガブリエル・トーマス(Gabrielle Thomas)が入った。

 女子選手として初の短距離2種目連覇に加え、トンプソンヘラはただ一人トラックおよびフィールドの個人種目で四つの金メダルを手にした女子選手となった。(c)AFP