【8月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は423万4618人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億9881万5960人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 2日には世界全体で新たに8102人の死亡と59万3705人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1568人。次いでロシア(788人)、インド(422人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに61万3679人が死亡、3513万1438人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は55万7223人、感染者数は1995万3501人。以降はインド(死者42万5195人、感染者3172万6507人)、メキシコ(死者24万1279人、感染者286万1498人)、ペルー(死者19万6518人、感染者211万4445人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの596人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(284人)、北マケドニア(264人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が137万6894人(感染4096万2276人)、欧州が120万4827人(感染5869万3124人)、アジアが67万8005人(感染4513万395人)、米国・カナダが64万279人(感染3656万3046人)、アフリカが17万1764人(感染677万8156人)、中東が16万1453人(感染1060万2511人)、オセアニアが1396人(感染8万6452人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP