【8月8日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)は漆工芸が盛んな町で、2012年に「中国脱胎漆芸の都」として評価された。同市の漆塗り技法「福州脱胎漆器髹飾(きゅうしょく)技芸」は2006年、第1次国家級無形文化遺産リストに登録されている。

 同市は現在、漆塗り工芸と絵画創作を融合させた現代漆絵の重要な発信地で、現代漆絵の創作と交流に有利な条件を提供している。特に近年、同市政府は無形文化遺産を保護するため、漆工芸人材の育成や漆工芸技法の革新・研究などに尽力。福州漆芸の伝承と普及を図りながら、無形文化遺産の保護・継承と革新的な発展に向けた取り組みを進めている。(c)Xinhua News/AFPBB News