【8月7日 CGTN Japanese】中国南西部、四川省(Sichuan)楽山市(Leshan)峨辺イ族自治県の黒竹溝鎮(Heizhugou)に位置する黒竹溝は、いったん入れば行方不明になる人や家畜が多いという謎の現象が多発し、「魔の三角地帯」として知られるバミューダ・トライアングルと同じ北緯30度の立地にあることから、「中国のバミューダ」との異名を持っています。最近、中国の探険家は人や家畜が行方不明になる現象の真相を明かしました。

 6月21日から24日にかけて、黒竹溝の中でも前人未到の危険な奥地を初めて探険した中国の探険家、劉勇(Liu Yong)氏は、7月31日に北京で開催された黒竹溝探険観光フォーラムで、「黒竹溝の奥地は険しい山と谷であり、気候と地理的状況が非常に複雑である。人や家畜が行方不明となったのは、危険な状況に巻き込まれた際に、不適切な対処をしたためだと思われる」と話しました。

「黒竹溝」はイ族の言葉で「いつも雲と霧に包まれている谷」という意味です。総面積は838平方キロで、国レベルの森林公園と国家4A級(中国の観光地ランキングで2番目に高い)観光地です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News