【8月2日 AFP】モロッコの考古学者らはこのほど、130万年前のものとみられる手斧(おの)製作現場の遺跡を発見した。北アフリカで確認されたものとしてはこれまでで最も古い。考古学関連の国際研究チームが発表した。

 今回の発見で、北アフリカにおけるアシュール文化の石器製作の開始時期が、さらに数十万年さかのぼることになる。チームの研究者がモロッコの首都ラバトで記者団に語った。アシュール文化の石器製作は、現生人類の重要な祖先であるホモ・エレクトス(Homo erectus)と関連がある。

 映像は7月29、30日撮影。(c)AFP