【8月2日 AFP】東京五輪は1日、バドミントン女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードの陳雨菲(Yufei Chen、チェン・ユーフェイ、中国)は21-18、19-21、21-18で第2シードの戴資穎(Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)に競り勝ち、2016年リオデジャネイロ五輪の同種目で全滅だった母国に金メダルをもたらした。

 これでバドミントン大国の中国は、同競技で通算20個目の五輪金メダルとなった。

 前日の男子ダブルス決勝では、台湾がバドミントンで初の金メダルを獲得したが、世界1位の戴は反撃の芽を摘み取られ、2日連続の快挙とはならなかった。金メダルを逃した戴は、自身の将来について考えると引退を示唆した。

 5年前のリオで銀メダルを獲得した第6シードのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu、インド)は、3位決定戦で第8シードの何氷嬌(Bingjiao He、中国)に勝利し銅メダルに輝いた。(c)AFP/Andrew MCKIRDY