【8月1日 AFP】東京五輪は31日、バスケットボール男子予選ラウンドが行われ、グループAの米国は、ケビン・デュラント(Kevin Durant)とジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が躍動して119-84でチェコを下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 米国は同国プロバスケットボール(NBA)のボストン・セルティックス(Boston Celtics)でプレーするテイタムが27得点、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のデュラントが23得点を記録し、8強入りを果たした。

 闘争心を前面に出したチェコは、第2クオーターを終えて4点差のビハインドで折り返したが、米国は後半にデュラントがテンポを上げた。この試合でデュラントは、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が持っていた米国五輪代表の通算最多得点と通算最多フィールドゴール(FG)の記録を更新した。

 初戦でフランスに敗れ、五輪では2004年のアテネ大会以来となる黒星を喫した米国だが、チェコに勝利したことにより、最低でも準決勝まで各グループの首位とは当たらない。

 A組はこの日、イランに79-62で勝利したフランスが首位通過を果たし、米国は2位で突破した。準々決勝の組み合わせ抽選は8月1日に行われる。(c)AFP