【8月1日 AFP】東京五輪関連グッズが飛ぶように売れている。日本に五輪フィーバーが来たと言ってよさそうだ。

 販売店や大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)の関係者によると、東京大会の関連グッズの需要が急上昇しているという。

 組織委の飯沼ひかり(Hikari Iinuma)マーケティング局主事は、開会式を契機にグッズ店舗は「爆発的に忙しくなってきた」と明かし、東京五輪関連商品を売るための特設店舗は、客不足でいったんは閉鎖したものの、現在は再開していると述べた。

 売り上げ増加の傾向は「都内で特に顕著」だとしており、売上高は明かさなかったものの、Tシャツやマグカップ、タオルなどが人気という。

 AFPの取材に応じた男性は、開催前は盛り上がらないのかと思っていたが、いざ始まると盛り上がったと語り、日本勢のメダルラッシュで開催して良かったという考えを持った人も多いのではないかと話した。

 別の男性は、いろいろな問題があって皆の気持ちがばらばらになっていたと思うが、五輪が始まったことでまた一つになったと述べた。

 映像は東京で7月30日撮影。(c)AFP