【7月31日 AFP】東京五輪は31日、ゴルフ男子第3ラウンドが霞ヶ関カンツリー倶楽部(Kasumigaseki Country Club、パー71)で行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)は「67」でまとめて通算13アンダーの単独2位につけ、首位に立つ米国のザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)と1打差で最終日を迎えることになった。

 2日目を終えて首位に立っていたシャウフェレは「68」を記録して通算14アンダーとしたが、松山の他には英国のポール・ケーシー(Paul Casey)やアイルランドのロリー・マキロイ(Rory McIlroy)も僅差で追う展開となっており、金メダルが懸かる最終日は壮絶なラウンドになると予想されている。

 松山は最終日、スコアを五つ伸ばしてメダルを狙える位置にまで追い上げたケーシーやシャウフェレと同じ最終組でラウンドする予定。

 4月に行われた第85回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2021)でもシャウフェレと最終組でラウンドした松山だが、このときは同選手を下し優勝を果たしている。

 通算12アンダーでケーシーと並んでいるメキシコのカルロス・オルティス(Carlos Ortiz)は、「67」を記録して同11アンダーとしたマキロイや、「66」でまとめたコロンビアのセバスチャン・ムニョス(Sebastian Munoz)らと最後から2番目の組でラウンドすることになった。

 4度のメジャー制覇を誇るマキロイはこの日、同じアイルランド代表の友人で、「68」でまとめたシェーン・ローリー(Shane Lowry)とのラウンドを楽しんでいた。

 第1ラウンドで首位に立ったオーストリアのヨゼフ・シュトラカ(Sepp Straka)も同11アンダーで踏みとどまっており、ローリーや英国のトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood)も同10アンダーで迫っている。(c)AFP