【7月31日 AFP】東京五輪は30日、卓球男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードで中国の馬龍(Ma Long)が4-2で第1シードの樊振東(Fan Zhendong)との同胞対決を制し、金メダルに輝いた。

 前回覇者で32歳の馬は、五輪の同種目で2度優勝した史上初の選手となった。また、2012年ロンドン五輪と2016年リオデジャネイロ五輪の団体戦を含め、五輪で獲得した金メダルは計4個となった。

 3位決定戦では、第7シードのディミトリ・オフチャロフ(Dimitrij Ovtcharov、ドイツ)が4本のマッチポイントをしのぐ激戦の末に、19歳の新星で第5シードの林昀儒(Yun-ju Lin、台湾)を4-3で退け、銅メダルを手にした。(c)AFP