【8月2日 CGTN Japanese】中国南部の深セン(Shenzhen)と北西部の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のカシュガルを結ぶ航空路線が7月29日、正式に開通しました。これは、ウルムチ、于田(ケリヤ)に次いで、深セン航空が新疆に開設した3番目の路線です。経由地は蘭州であるため、他の中継地点より時間をかなり短縮することができます。機種はエアバスのA320を利用し、飛行距離は4800キロで、片道の所要時間は8時間となり、中国国内で飛行距離、所要時間ともに最も長い路線の一つとなります。今まで、深センからカシュガルまでの航空便はまず、ウルムチや西安などに飛び、そして、アクスあるいはコルラで乗り継ぎ、片道の所要時間は少なくとも13時間が必要でした。

 この新路線の開通によって、飛行時間が大幅に短縮されるだけでなく、西部地区の開発や新疆ウイグル自治区への建設支援、特に、新疆の南部地区の労働力の輸出や貿易往来、カシュガルと周辺国家の経済や貿易発展も大いに促進されるようになるとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News