【8月1日 CGTN Japanese】ポストコロナの時代を背景に、中国の人々の節約志向が進んでいます。不要不急の商品や高級品の消費が抑えられる一方で、その中古品市場にブームが到来しています。

 高級ブランドを低コストで入手する手段として、中古品の購入が若者を中心に中国全土でブームとなっています。

 上海在住の陳さんは高級ブランドの愛用者で、これまでは高級品を新品で購入し続けていましたが、コロナ禍を背景に生活を簡素化しなければと考え始めました。そんな時に、中古品のコストパフォーマンスが魅力的に見えたと話します。

 上海に拠点を置く高級ブランドの中古品取り扱い店舗、バッグは通常、前の所有者が手放してから、わずか1か月以内で売れるということです。

 なお、アメリカのコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)のレポートによりますと、中国の消費者は2025年までに、世界の高級品市場のほぼ半分を占めるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News