【7月29日 CGTN Japanese】上海浦東空港で27日午後8時20分ごろ、同空港に到着した乗客の1人が搭乗口付近で突然倒れ、心肺停止状態となりました。空港の医療スタッフ3人が直ちに駆けつけ、さまざまな救急措置をとった結果、15分後に心肺が蘇生しました。現在、この乗客は命に別条はないということです。

 医療スタッフは、乗客が倒れたとの連絡を受けてから3分後に救急箱を持って駆けつけました。乗客は意識を失い、呼吸や頸部の脈動がなく、血圧を測定できない状態でした。医療スタッフが直ちに救助を実施し、胸骨圧迫、人工呼吸、薬物などの応急手当てを15分間続けた結果、午後8時40分ごろに乗客は正常な心臓の鼓動と自発呼吸に回復し、意識も戻りました。乗客はその後、近くの病院に運ばれ、手当てを受けました。

 乗客は心臓に持病があり手術を受けたこともあります。飛行中に具合が悪くなり、到着後に倒れたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News