【7月29日 AFP】東京五輪は29日、ゴルフ男子第1ラウンドが霞ヶ関カンツリー倶楽部(Kasumigaseki Country Club、パー71)で行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)は2アンダーで20位タイ発進となった。

 松山は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で陽性となり、6月に行われた第121回全米オープン選手権(2021 US Open Championship)以来の大会出場。ラウンド後に「中盤以降はうまくいかなかった」とすると、「ちょっと大変なバックナインでした」と振り返った。

 首位には、無名のヨゼフ・シュトラカ(Sepp Straka、オーストリア)が8アンダーで立っている。午後には雷雨による2時間以上の中断もあった初日、世界ランク161位のシュトラカは早い時間帯の良いコンディションの中で8バーディー、ノーボギーとした。

 2位には1打差でジャズ・ジェーンワタナノンド(Jazz Janewattananond、タイ)がつけ、さらに1打差の3位タイにはトーマス・ピーターズ(Thomas Pieters、ベルギー)とカルロス・オルティス(Carlos Ortiz、メキシコ)が並んでいる。

 米国勢のトップは3アンダーの12位タイにつけるザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele)とパトリック・リード(Patrick Reed)。世界ランク4位につけるジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)はパットがカップに嫌われる場面が続き、18連続パーでイーブンパー発進となった。また、同3位のコリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)は2アンダーで松山らと並んでいる。(c)AFP