【7月29日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は28日、ベラルーシの野党指導者スベトラーナ・チハノフスカヤ(Svetlana Tikhanovskaya)氏とホワイトハウス(White House)で面会し、ベラルーシの民主化を求める反体制派を支持する姿勢を鮮明にした。

 バイデン氏は「けさ、ホワイトハウスでチハノフスカヤ氏と会えて光栄だ」とツイッター(Twitter)に投稿。「米国は、民主主義と普遍的人権を求めるベラルーシ国民を支持する」と表明した。

 ベラルーシでは、昨年8月の大統領選で強権的な親ロシア派のアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が6期目の勝利を宣言した後、抗議デモを強硬鎮圧し、反体制派を拘束している。チハノフスカヤ氏は自身の勝利を主張して亡命中で、ルカシェンコ氏への退陣圧力を国際的に高めるため訪米している。

 バイデン氏との面会後、チハノフスカヤ氏はAFPのインタビューに「世界で最も偉大な国が、われわれと共にあるという全世界へ向けたメッセージだ」と語った。(c)AFP/Shaun Tandon