【7月29日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島のシナブン山(Mount Sinabung)が28日、巨大な柱状の噴煙を上げた。

 地元地質調査局によると、北スマトラ(North Sumatra)州にあるシナブン山の噴煙は、約12分続いた。

 同局のシナブン山観測責任者アルメン・プトラ(Armen Putra)氏はAFPに対し「噴煙は上空4500メートルに到達した」と述べた。噴煙は、山頂から1キロ離れた場所にも到達したという。

 噴出物が近隣の村まで広がっていないことから避難命令は出されておらず、空の便への影響も報告されていないが、当局は火口から5キロ以内に立ち入らないよう呼び掛けている。(c)AFP