【7月28日 AFP】東京五輪は28日、テニス男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-1でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を下し、8強入りを果たした。

 男子選手としては初となる同一シーズンですべての四大大会(グランドスラム)と五輪を制す「年間ゴールデンスラム」を目指すジョコビッチは、準々決勝で錦織圭(Kei Nishikori)と対戦する。

 今季のジョコビッチは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)、全仏オープン(French Open 2021)、そしてウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)を制し、1988年に女子のシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏が達成して以降、誰も成し得ていない歴史的偉業に近づいている。(c)AFP