【7月28日 AFP】東京五輪は27日、サッカー女子1次ラウンドが行われ、W杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)王者の米国は、グループGを2位で通過し、1次ラウンドで得点を量産した欧州女王オランダと準々決勝で激突することが決まった。

 チーム初戦でスウェーデンに0-3で完敗し、44試合無敗の記録が途切れた米国は、オーストラリア戦で敗れた場合、まさかの1次ラウンド敗退の可能性もあったが、スコアレスドローに終わった。またしてもチャンスをなかなか作り出せない低調な内容に終わり、得点かと思われたアレックス・モーガン(Alex Morgan)のヘディングシュートはぎりぎりオフサイドの判定で認められなかった。

 オランダは中国に8-2で大勝。エースのフィフィアネ・ミデマー(Vivianne Miedema)は62分の投入ながら2ゴールを決め、五輪女子サッカーの最多記録となる大会通算8得点まで伸ばした。初戦でザンビアを10-3で下し、ブラジルとも3-3で引き分け、合計21ゴールを挙げて首位通過を果たしたオランダは、金メダルを狙う米国にとっては大きな脅威になるとみられる。

 グループE最終節のチリ戦に1-0で勝利し、ベスト8入りを決めた日本は、グループG首位のスウェーデンと準々決勝で対戦することが決まった。アンナ・アンベゴールト(Anna Anvegard)とマデレン・ヤノギ(Madelen Janogy)が得点したスウェーデンは、ニュージーランドを2-0で退け、グループ3連勝で勝ち上がっている。

 五輪サッカー女子初のメダル獲得を目指す英国は、カナダと1-1で引き分けた。カナダのアドリアナ・レオン(Adriana Leon)に先制点を許したが、終盤のオウンゴールで追いつき、グループE首位通過を決めた。この結果、英国は準々決勝でオーストラリアと、カナダはザンビアを1-0で下し、グループFを2位で通過したブラジルと対戦することが決まった。

 準々決勝の試合はすべて30日に行われる。(c)AFP