【7月31日 CGTN Japanese】国務院報道弁公室は26日、記者会見を開き、越境サービス貿易分野における初のネガティブリストとなる「海南越境サービス貿易ネガティブリスト」について説明しました。 

 ネガティブリストは、海外のサービス提供者に対する11部類70項目の特別管理措置を明示し、リスト以外の分野については全て、海南自由貿易港内であれば、中国内外のサービス提供者に対して平等な参入を認めるとしています。

 リストは、海外の個人が公認計量士や実地調査・設計公認エンジニア、公認消防技師など10余りの職業資格試験に参加できないという制限や、中国に船舶検査会社を設置していない海外の船舶検査機関が中国へ関係者を派遣したり、人員を雇用したりして検査活動をしてはならないという制限を撤廃しました。

 ネガティブリストの開放度は、中国が世界貿易機関(WTO)に加盟した際の約束を上回ると同時に、中国でこれまでに発効した主要な自由貿易協定関連分野の開放レベルをも上回っているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News