【7月27日 CGTN Japanese】台風6号の再上陸で豪雨や洪水が発生し、上海、浙江省(Zhejiang)と江蘇省(Jiangsu)全域では引き続き、台風対策が強化されています。

 中国気象局によりますと、台風6号は26日午前9時50分頃、28メートルの最大風速で浙江省の平湖市(Pinghu)沿岸に再上陸しました。

 この台風の影響で、浙江省では24日から局地的に豪雨や強風が発生し、舟山市(Zhoushan)では6キロ以上の道路が冠水しました。これを受けて、台風緊急対策体制が最高レベルの第I級に引き上げられました。25日までにおよそ1万7000隻の漁船が次々と港に戻り、全域では150万人以上が避難しました。

 江蘇省全域では25日までに、9万7915人が避難し、1万4349隻の漁船が港に戻りました。一方、上海では25日の午後8時までに、36万人が避難し、1700隻余りの漁船が港に戻っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News