【7月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は416万3235人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億9412万1850人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 25日には世界全体で新たに7042人の死亡と44万2310人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1487人。次いでロシア(727人)、ブラジル(476人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに61万891人が死亡、3444万3826人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は54万9924人、感染者数は1968万8663人。以降はインド(死者42万967人、感染者3141万1262人)、メキシコ(死者23万8424人、感染者274万8518人)、ペルー(死者19万5890人、感染者210万4394人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの594人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が135万7502人(感染4023万5611人)、欧州が119万5318人(感染5749万5239人)、アジアが64万8934人(感染4374万7337人)、米国・カナダが63万7438人(感染3587万41人)、アフリカが16万4546人(感染647万8912人)、中東が15万8175人(感染1021万8483人)、オセアニアが1322人(感染7万6232人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP