【7月26日 AFP】東京五輪は26日、柔道男子73キロ級決勝が行われ、大野将平(Shohei Ono)がジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリ(Lasha Shavdatuashvili)に勝利し、2016年のリオデジャネイロ五輪に続き、2大会連続で金メダルを獲得した。

 29歳の大野は、技ありでシャフダトゥアシビリとの5分以上に及んだゴールデンスコアを制し、今大会3個目となる柔道日本勢の金メダルを獲得した。

 31日に行われる混合団体戦でも金メダルを獲得する可能性を残している大野は、「次の試合を控えているので、疲れただなんて言ってられません。混合団体でも貢献できるよう、コンディションを整えていきたい」と語った。

 一方、大野の対戦相手であるシャフダトゥアシビリは、敗れはしたものの、2012年のロンドン五輪で金メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得しており、今回の銀メダルで五輪メダルのすべての色をコンプリートした形になった。(c)AFP