【7月26日 AFP】東京五輪は26日、卓球混合ダブルス決勝が行われ、水谷隼(Jun Mizutani)/伊藤美誠(Mima Ito)組が、中国の許昕(Xu Xin、シュ・シン)/劉詩ウェン(Liu Shiwen)組に4-3で勝利し、日本史上初となる卓球金メダルを獲得。中国が長きにわたり支配していた卓球の五輪タイトル独占に終止符を打った。

 中国は2004年アテネ五輪の男子シングルスで金メダル獲得を逃して以降、五輪の卓球タイトルを独占していたが、今大会で初めて採用された混合ダブルスの最終ゲームで日本ペアに大きくリードを許すと、最後は許昕のリターンがネットにかかり、水谷/伊藤ペアが勝利を手にした。

 開催国の日本は、混合ダブルスでのタイトル獲得により、金メダル獲得数を計8個に伸ばし、米国を抑えて全体トップに立った。(c)AFP