【7月27日 Xinhua News】中国核工業集団はこのほど、海南省(Hainan)昌江リー族自治県で多目的小型モジュール原子炉(SMR)の実証炉の建設を開始した。陸上で商業運用されるSMRの建設は世界初。中国のSMR技術が世界をリードしていることを示した。

 プロジェクトでは、同集団が10年以上かけて研究開発し、独自の知的財産権を有する「玲竜1号」(ACP100)技術が採用され、第3世代原子炉「華竜1号」の独自開発に続く大きな成果となった。玲竜1号は2016年に小型原子炉として世界で初めて国際原子力機関(IAEA)の認可を受けている。(c)Xinhua News/AFPBB News