【7月26日 AFP】女子ゴルフ、米国ツアーメジャー第4戦のエビアン選手権(The Evian Championship 2021)は25日、仏エビアンレバン(Evian-les-Bains)のエビアンリゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club、パー71)で最終日が行われ、首位と7打差でスタートしたオーストラリアのミンジ・リー(Minjee Lee)が、イ・ジョンウン(Jeong-Eun Lee6、韓国)とのプレーオフを制し、メジャー初制覇を果たした。

 プレーオフ1ホール目に6番アイアンで2打目を打ち、最後は約2.4メートルのバーディーパットを沈めたリーは「ただただ信じられない。本当に幸せ。夢がかなった。このときをずっと待っていました」と喜んだ。

 25歳のリーは、2017年のANAインスピレーション(ANA Inspiration 2017)と昨年のAIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2020)でともに3位に終わっており、メジャー無冠の女王として知られていた。

 リーは最終日をノーボギーの「64」で回ると、7打差をつけられていた首位イ・ジョンウンに並び、その後のプレーオフを制して喜びを爆発させた。

 26日が20歳の誕生日のイエリミ・ノー(Yealimi Noh、米国)は、4アンダー「67」とスコアを伸ばすも、プレーオフに進んだリーとイ・ジョンウンには1打届かず3位に終わった。(c)AFP