【7月26日 AFP】東京五輪は25日、バスケットボール男子予選ラウンドが行われ、オールスター出場11回のケビン・デュラント(Kevin Durant)を中心とした米国が76-83でフランスに敗れた。バスケ米代表が五輪で負けるのは2004年アテネ五輪以来となる。

 デュラントは米プロバスケットボール(NBA)選手のルディ・ゴベール(Rudy Gobert)とエバン・フォーニエ(Evan Fournier)を擁するフランスに抑え込まれ、10点しか挙げられなかった。第3クオーターはファウルトラブルでほとんど出場できず、大事な場面でチームを助けられなかった。チームも第4クオーターに逆転を許し、最後はシュートを9本連続で外して敗れた。

 米国は合宿中のエキシビションでも調子が上がらない様子だったが、この敗戦で、東京五輪の戦いは「楽勝」ではないというデュラントの懸念が現実になった形だ。

 米国はこの後28日にイランと対戦し、フランスはチェコを迎え撃つ。(c)AFP