14歳のバイクレーサー、レース中の事故で死亡 スペイン
発信地:マドリード/スペイン
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【7月26日 AFP】スペインで行われたバイクレースで25日、同国の14歳の選手が命を落とす事故が起こった。主催者が発表した。
死亡したのは14歳のウーゴ・ミリャン(Hugo Millan)選手で、ミリャン選手はアルカニス(Alcaniz)のモーターランド・アラゴン(MotorLand Aragon)で行われていたヨーロピアン・タレント・カップ(Hawkers European Talent Cup 2021)のレース中に転倒。国内紙マルカ(Marca)によれば、後方の別の選手がミリャン選手を避けきれず、首と背中のあたりを強打したという。
レースはすぐさま赤旗中断となり、ミリャン選手はコース上で応急手当てを受けた後、ヘリコプターでサラゴサ(Zaragoza)の病院へ搬送されたが助からなかった。
大会主催者は「大変残念なことに、ヨーロピアン・タレント・カップに出場していたウーゴ・ミリャンが恐ろしい事故により命を落としました」と発表した。
ヨーロピアン・タレント・カップは、FIM CEVレプソルという10代の選手が戦う国際大会のカテゴリーの一つで、プロへのステップアップを目指す選手の登竜門になっている。
バイクレースでは5月にも、ロードレース世界選手権(WGP 2021)第6戦、イタリアGPのMoto3クラスで、スイスの19歳ジェイソン・デュパスキエ(Jason Dupasquier)選手がクラッシュが原因で死亡する事故が起こっていた。(c)AFP