【7月26日 AFP】東京五輪体操のドイツ女子代表が25日、レオタードではなく足首までを覆うボディースーツを着用して予選に出場し、自分たちの考えを主張した。

 ドイツの女子選手数人は4月、欧州体操競技選手権(2021 European Championships in Artistic Gymnastics)に、脚全体と腕の大半を覆うボディースーツを着用して出場し、注目を集めていた。

 選手らは23日、ボディースーツ姿で練習に参加。3回目の五輪出場となるエリザベト・ザイツ(Elisabeth Seitz)は、「すべての女性、すべての人は、何を着るかを自分で決めるべきだということを示したかった」と話し、ボディースーツは、それぞれが落ち着いて競技に臨めるようにするためのものと説明した。

 チームメートのザラ・フォス(Sarah Voss)は同日、チームとしてボディースーツで競技に臨むことで監督と合意したと話した。

「練習では短パンをはくことが許されているので、レオタードがずれるのではないかと心配せずに済んだ」とレオタードを着ることへの不安を明かした。

 このような決定が下された背景には、近年、世界の体操界を揺るがしている一連の性的虐待問題もある。ザイツは、今回の決定を「重要なシグナル」と表現した。(c)AFP