【7月25日 AFP】(更新)東京五輪、テニス男子のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が、筋肉系のけがのため3大会連続の金メダルを目指していたシングルスを棄権した。英国代表団が25日、発表した。

 ジョー・ソールズベリー(Joe Salisbury)とのペアで臨んでいる男子ダブルスは出場を継続する。マレー/ソールズベリー組は前日に初戦突破を果たしている。

 マレーは「棄権することになり非常に残念だが、医療スタッフから両種目の出場を反対された。そのため、難しい決断ではあったが、シングルスを棄権してジョーとのダブルスに専念することにした」とコメントし、けがの箇所は「大腿(だいたい)四頭筋」だと説明した。

 マレーはこの日のシングルス1回戦でカナダのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime)と対戦予定だった。マレーの代わりには、オーストラリアのマックス・パーセル(Max Purcell)がドローに入った。(c)AFP