【7月24日 AFP】東京五輪は24日、競泳男子400メートル個人メドレー予選が行われ、金メダル候補の一人と目されていた瀬戸大也(Daiya Seto)がまさかの敗退となった。

 競泳競技の初日を迎えたこの日、瀬戸は予選の組5着に終わり、決勝進出すら逃す結果となった。

 瀬戸がこの日マークした4分10秒52というタイムは、2019年に行われた第18回世界水泳選手権(18th FINA World Championships)での優勝時のタイムを約2秒下回った。

 瀬戸はレース後「全力を出し切れなかったことを後悔している」と語り、「5年前のリオ(リオデジャネイロ五輪)では予選で(全力で)いってしまって、決勝で上がらなかったということがあったので、決勝でしっかりと泳げばという感じだった。自由形はもう流していた」と続けた。

 リオデジャネイロ五輪の同種目で銅メダルを獲得した瀬戸は、26日に行われる男子200メートルバタフライ、28日に予定されている男子200メートル個人メドレーでの雪辱に燃えることになるだろう。(c)AFP