【7月26日 Xinhua News】中国商務部市場運営・消費促進司の朱小良(Zhu Xiaoliang)司長は22日、国務院新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、2021年上半期(1~6月)の自動車市場が全体的に穏やかに好転する発展基調にあり、各主要指標はいずれも新型コロナウイルス感染症の拡大前の水準を上回っていると明らかにした。

 上半期の新車販売台数は前年同期比25・6%増の約1290万台で、19年同期比では4・4%増加した。新エネルギー車(NEV)販売台数は前年同期の約3倍に当たる120万台で、19年通年の販売台数に迫り、新車販売全体における割合は9%を超えた。

 車載半導体不足や原材料価格の高騰などが自動車市場に一定の影響を与えるが、下半期(7~12月)には中国経済の安定的な回復が続き、消費刺激策が効果を上げ、自動車市場の発展を力強く支える見通しが強いため、今年の自動車販売は20年まで3年連続のマイナス成長からプラス成長に転じる可能性がある。(c)Xinhua News/AFPBB News