コロインベテがワイルドナイツ加入 豪代表での活動は不透明に
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【7月24日 AFP】ジャパンラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツ(Panasonic Wild Knights)は23日、オーストラリア代表のマリカ・コロインベテ(Marika Koroibete)が新たに加入すると発表した。これにより、コロインベテが今後ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)でプレーできるかどうかは不透明な状態となった。
スーパーラグビー(Super Rugby)のメルボルン・レベルズ(Melbourne Rebels)でプレーしていた28歳のコロインベテは、同国代表として37キャップを誇る。しかし、同チームが海外を拠点とする選手を招集しない方針であることを考えれば、同選手は2023年に開催される次回のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)でメンバー外になる可能性がある。
1月に新たに開幕する「ジャパンラグビー・リーグワン」で、コロインベテはワイルドナイツでのデビューを果たす見通し。
チームの公式サイトでコロインベテは「私は、成長を続ける日本のラグビーにとても関心があり、(日本開催の)2019年ラグビーW杯(Rugby World Cup 2019)では、日本での時間をとても楽しめました」と述べた。
コロインベテは、フランスとの3試合のテストマッチシリーズでオーストラリアがなんとか勝利を収めた直近の試合にも出場していた。
この一戦では試合開始早々、相手主将のアントニー・ジェロンシュ(Anthony Jelonch)にハイタックルをしたとしてコロインベテは退場処分になっていたが、このレッドカードは後に取り消された。(c)AFP