【7月24日 AFP】体操男子個人総合で2大会連続の金メダルを獲得した内村航平(Kohei Uchimura)が、東京五輪の同種目予選で鉄棒のほかに平行棒にも出場することが分かった。

 2012年のロンドン五輪と2016年のリオデジャネイロ五輪の個人総合で連覇を果たした32歳の内村は、今回の東京五輪で当初鉄棒だけに出場する予定だったが、23日に発表された平行棒の出場リストにも名前が記されていた。

 内村は6月に平行棒で五輪出場権を獲得していたが、肩のけがを理由に個人総合には出場しないと決めていた。

 自らを「大長老」だと語る内村は、世界選手権(FIG Artistic Gymnastics World Championships)で10個の金メダルを獲得しているほか、五輪では三つの金メダルを含む7個のメダルを獲得している。

 平行棒の予選は24日に行われ、日本からは内村を含む5選手が出場して決勝進出を目指す。(c)AFP