【7月23日 CGTN Japanese】東京五輪の初の金メダリストは24日に行われるライフル射撃の競技で誕生します。同種目金メダル獲得の有力選手とされる中国の楊倩選手と王ロ瑶選手(「ロ」は王へんに「路」)は22日、東京の都心部からやや離れた朝霞射撃場で訓練を行いました。

 中国ライフル射撃チームの王煉監督は取材に対して、「オリンピック村は競技場からやや遠いので、選手はオリンピック初日のスケジュールに合わせて、冬季訓練から朝4時に起きるようにした。また、新型コロナ感染症の影響で国際大会に参加するチャンスが少なかったので、6月下旬には国内でオリンピックの雰囲気やリズムを模した模擬戦を行った」と話しました。

 今大会初の金メダルの誕生について王煉監督は、「2000年生まれの楊選手と1998年生まれの王選手はいずれも若い。競技場ではこの種目の世界記録の保持者であるインドのアプルビ・チャンデラ選手をはじめ優秀な選手と対戦する。彼女らが今回の特別なオリンピックの会場を楽しみ、また無事に帰国できることを望んでいる。これが最も大切だ。もちろん、最高の結果を勝ち取って帰りたい」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News