【7月23日 AFP】東京五輪は22日、サッカー男子1次ラウンドが行われ、グループAのフランスは1-4でメキシコに大敗し、悪夢のスタートを切った。

 優勝を果たした1984年大会以来のメダル獲得を目指すフランスだが、この日はメキシコ相手に後半に崩れ、グループ上位2位通過へ向けて難しい状況に立たされた。次は25日に南アフリカと対戦し、その後28日に日本と激突する。

 日本は後半に久保建英(Takefusa Kubo)が決めたゴールが決勝点となり、試合前に2選手が新型コロナウイルス陽性となっていた南アフリカを1-0で下した。

 前回のリオデジャネイロ五輪で悲願の初優勝を飾ったグループDのブラジルは、リシャルリソン(Richarlison)の前半のハットトリックなどでドイツを4-2で破った。

 同組ではコートジボワールが2-1でサウジアラビアを退け、勝ち点3を獲得している。

 グループCのスペインは0-0でエジプトとドロー。先日の欧州選手権(UEFA Euro 2020)に出場した6人を擁するスペインは、ポゼッションで圧倒しながらなかなかチャンスを生み出せなかった。

 同組ではオーストラリアが2-0でアルゼンチンに勝利し、グループ首位につけている。

 グループBでは、ニュージーランドとルーマニアがそれぞれ韓国とホンジュラスを1-0で下し、初戦を白星で飾った。(c)AFP