【7月21日 Xinhua News】中日韓3カ国の著名書道家による「平和、友情、奮闘-中日韓名家オンライン書法展」の開幕式兼オンライン書道会が20日、開かれた。中国人民対外友好協会の林松添(Lin Songtian)会長、日本中国文化交流協会の星弘道常任委員、韓日文化交流会議の鄭求宗(チョン・グジョン)委員長のほか、中日韓3カ国の書道芸術家が中国北京、日本東京、韓国ソウルからそれぞれオンラインで開幕式に出席した。

 同展は「平和を大切にし、オリンピック精神を高揚」のテーマで、中国人民対外友好協会と中国国家画院、日本中国文化交流協会、韓日文化交流会議、韓国芸術の殿堂ソウル書芸博物館が共催した。

 林氏は開幕式のあいさつで、われわれは書道を媒介として、文化の力で、間もなく開かれる東京五輪、2022年北京冬季五輪を共に祝福し、韓国で開かれる2024年冬季ユース五輪の開催に熱い期待を寄せると表明。続けて行われるアジアのスポーツイベントが、五輪精神とスポーツの力で新型コロナウイルス感染症に打ち勝つ自信と勇気を人々に与えることを信じていると述べた。

 星氏と鄭氏はあいさつで、文化交流と五輪の成功によって、3カ国の人々の相互理解と友情を増進させ、世界の平和を守り、共に新型コロナ感染症に打ち勝つことを願っていると述べた。

 その後、開幕式兼オンライン書道会に参加した3カ国の書道家がそれぞれの場所で揮毫(きごう)し、オンラインで作品を解説。五輪に対する祝福や平和友好、共同発展への願いを示した。

 同展は20日からオンライン(http://j.people.com.cn/206603/416799/index.html)で開催され、中日韓3カ国の著名書道家94人の作品97点が展示されている。(c)Xinhua News/AFPBB News