【7月21日 AFP】複数の国の政府が利用しているスパイウエア「ペガサス(Pegasus)」による監視の対象に、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領ら仏政府高官が含まれていた可能性があることが分かった。監視対象の携帯電話番号リストを入手した仏NGO「フォービドゥン・ストーリーズ(Forbidden Stories)」が20日、明らかにした。

 同NGOのローラン・リシャール(Laurent Richard)代表はニュース専門局LCIに対し、マクロン氏らの番号を特定したものの、同氏の電話が実際にスパイウエアに感染していたかどうかを明らかにするには端末の分析が必要だと説明。「ただいずれにせよ、それを実行しようという関心があったことを示している」とした。(c)AFP