【7月21日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間20日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は410万352人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億9082万4510人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 19日には世界全体で新たに7133人の死亡と48万8811人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1280人。次いでロシア(784人)、ブラジル(542人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万9231人が死亡、3413万2079人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は54万2756人、感染者数は1939万1845人。以降はインド(死者41万4482人、感染者3117万4322人)、メキシコ(死者23万6469人、感染者266万4444人)、ペルー(死者19万5243人、感染者209万4445人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの592人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が133万2956人(感染3957万9076人)、欧州が118万8830人(感染5660万4174人)、米国・カナダが63万5731人(感染3555万5665人)、アジアが62万7408人(感染4279万7928人)、アフリカが15万8642人(感染626万6082人)、中東が15万5553人(感染995万1445人)、オセアニアが1232人(感染7万149人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP