【7月20日 AFP】東京五輪に出場する体操女子米代表の選手が新型コロナウイルスの検査で陽性となり、別の選手と一緒に隔離されていることが分かった。チームと合宿地の千葉県印西市が19日に公表した。

 陽性となったのは18歳のカラ・イーカー(Kara Eaker)であることが、後に同選手の父親の話で明らかになった。イーカーは、スーパースターのシモーネ・バイルス(Simone Biles)を筆頭とする米代表チームの控え選手として来日していた。

 父親は米CNNのインタビューで、イーカーが合宿地の検査で陽性となり、「濃厚接触者」となった別の選手と共に隔離されていると語った。イーカーに症状はなく、新型コロナウイルスのワクチン接種も完了していたという。

 共同通信(Kyodo News)によれば、他の代表メンバーは19日午後、選手村に移動した。(c)AFP