【7月19日 AFP】東京五輪主要スポンサーのトヨタ自動車(Toyota Motor)は、五輪期間中に関連のテレビCMを放送せず、幹部も開会式には出席しない方針だと、同社の広報担当者が19日、AFPに明らかにした。

 同広報担当者はAFPの取材に対し、トヨタ関係者が開会式に欠席する主な理由は無観客だからだと語った。

 報道によると、23日に開催される五輪開会式に出席が認められるのは、五輪関係者とスポンサー企業関係者などのVIP合わせて1000人未満とされる。

 トヨタの長田准(Jun Nagata)執行役員は同日、「いろいろなことが理解されていない五輪になりつつある」と報道陣に語っていた。

 朝日新聞(Asahi Shimbun)が17、18日に行った世論調査では、回答者の55%が今夏の開催に反対しており、賛成は33%だった。(c)AFP