【7月19日 CGTN Japanese】中国の河北省(Hebei)、河南省(Henan)、重慶市(Chongqing)、貴州省(Guizhou)の各地は連日、措置を講じて、豪雨の影響に対応しています。

 中国南西部に位置する重慶市黔江区では17日、最大で1時間当たり114.1ミリの大雨が降り、豪雨の影響で黔江区北部のダムは水位が上がり続けました。安全を確保するための放流作業が午後8時まで行われ、その後、安全な水位を保っています。

 また、中国南西部にある貴州省六盤水市(Liupanshui)では15日、豪雨のため土砂崩れが起きました。地元の自然資源局は災害発生の10日前、隠れた危険を発見し、現地住民計55世帯211人を事前に避難させ、被害を効果的に防ぎました。一方、被害を受けた道路が通行止めとなり、復旧作業が進められています。

 北京から約200キロ離れた河北省承徳県(Chengde)では13日、豪雨と山津波が起きたため、複数の道路で路床崩れと斜面の崩落事故が起きました。緊急復旧作業を経て、現在、被災地の道路はすでに元通りになったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News