【7月20日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会疾病予防控制局の関係責任者は13日の記者会見で、2020年の児童・青少年の近視率が52・7%だったと明らかにした。

 20年上半期(1~6月)は、人々がコロナ対策のため屋外活動や目を休める時間が減り、近視予防の取り組みに新たな課題をもたらした。国は近視率を総合的に評価するため、9~12月に全国8604校の児童生徒247万7千人を対象に調査を実施した。

 調査結果によると、20年の児童・青少年総合近視率は52・7%で、19年比で2・5ポイント上昇、18年比で0・9ポイント低下した。内訳は、未就学6歳児が14・3%、小学生が35・6%、中学生が71・1%、高校生が80・5%だった。

 近視の若年化は依然顕著となっている。20年には各地の未就学6歳児の近視率がいずれも9%を超え、最高で19・1%となった。近視率は小学校在籍期間中に急速に高まり、1年生の12・9%から6年生の59・6%に上昇した。平均では1学年上がるごとに9・3ポイント上昇している。(c)Xinhua News/AFPBB News