【7月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は408万6242人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億8991万1110人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 17日には世界全体で新たに7253人の死亡と46万3309人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1093人。次いでブラジル(868人)、ロシア(764人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに60万8898人が死亡、3406万9082人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は54万1266人、感染者数は1934万2448人。以降はインド(死者41万3609人、感染者3110万6065人)、メキシコ(死者23万6240人、感染者265万4699人)、ペルー(死者19万5047人、感染者209万2125人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの592人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(283人)、北マケドニア(263人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が132万8964人(感染3943万2328人)、欧州が118万6886人(感染5633万8922人)、米国・カナダが63万5390人(感染3549万1904人)、アジアが62万1694人(感染4250万6537人)、アフリカが15万7170人(感染620万1887人)、中東が15万4935人(感染987万1473人)、オセアニアが1203人(感染6万8062人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP